台北駅2階のレストラン街へ
スタッフの若い男の子に案内され、部屋に行く。
前回はかなり上の方の階だったが、今回はそこまで上ではなかった。
部屋に入ると、前回よりも狭い部屋だ。
前回はダブルのベッドとシングルのベッドが1つずつある広めのツインの部屋だったが、今回はシングルのベッドが3つある部屋だった。
息子との添い寝が楽にできるように、ダブルのベッドを期待していたので、ちょっとがっかりした。
しかも窓を開けて外の景色を見ようとしたら、なんと隣に建物があるため、見えるのはほとんど隣の建物の壁だけ。
隙間からちょっと大通りが見えるだけである。
前回は台北駅やその前を走っている大通り、三越のタワーやさらに向こうのほうまでよく見えて、景色を見ているだけでも楽しかった。
さらにがっかりである。
まあ、部屋にいる時間はたいして長くないので、これはもうあきらめるしかない。
部屋に着くなり、息子はまたウンチをしてくれた。
空港よりもさらにたくさんのウンチに嬉しくなる。
これでもう、今までたまっていたものは出きっただろうという感じだ。
これで心配は何もなくなった。
少し休んで出発することにした。
外に出るとやはり暖かい。
1月だというのに今日はコートはいらない陽気だ。
まずは台北駅へ向かった。
ガイドさんが言っていたリニューアルしたフードコートやレストランを見に行き、軽く食べられそうなものがあったら食べてみることにした。
エスカレーターで2階に上がる。
前回は2階には行ってなかったので今回が初めてである。
行ってみると、さすがに去年リニューアルしたばかりのことはあり、とてもきれいでおしゃれな雰囲気だった。
入っているお店は様々だが、こじゃれた感じのお店が多そうだった。
そして当然値段も高めであった。
その中には日本の大戸屋もあり、やはり値段は日本のよりも高い気がした。
一角にフードコートもあった。
フードコートもきれいでおしゃれな感じ。
並んでいるお店は台湾料理ではなく、色々な国の料理が並んでいた。
どうせなら台湾料理が食べたいので、ここはやめる。
結局、“小南門點心世界”という小籠包のお店に入ることにした。
ここは値段も安めだったし、単品で軽く食べられそうだったからだ。
お店に入り、鍋貼10個(110元≒390円くらい)と牛肉炒麺(130元≒460円くらい)を頼んだ。
鍋貼というのは焼き餃子だ。
新しいレストラン街(しかも台北駅内)だからか、値段は台湾にしてはちょっと高めだろうか。
しばらくすると、焼きたての餃子がやってきた。
餃子はかなり大きい。
それなのに10個で110元とは日本の感覚からすると、とても安い。
食べると餃子の中から油がじゅわーっと出てきて熱々ですごくおいしかった。
牛肉炒麺のほうは、中華風焼きうどんといった感じだった。
平たいきしめんみたいな麺で、これもけっこうおいしかった。
息子はほとんど食べなかったので、夫と二人で食べたらかなりお腹いっぱいになってしまった。
軽く食べるつもりだったのに、またしても食べすぎである。
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