富士山の眺めに感激!

素晴らしい富士山の眺めに感激!

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息子の摘便を終わったら、もう搭乗時間に近くなっていた。
でも元気になったばかりの息子は、体力をもてあましていてその辺を駆け回っている。
だからしばらく遊ばせてから飛行機に乗せようと思い、最終コールがかかってから慌てて搭乗口へ駆けつけた。

 

JALの飛行機

 

いよいよ飛行機に搭乗。
今回はもう息子の特別扱いはなしで、ちょっと残念。
そのかわり、ちゃんと料金も払っているので息子の席もちゃんとある(今までは私の膝の上)。
それはそれで楽だった。
私たちの席は右側の窓側3席である。

 

飛行機は予定通り出発した。
息子もご機嫌になったお陰で、持って来たお気に入りの電車の本を読んでとてもいい子にしていてくれた。

 

天気は快晴のため、窓の外に見える空は雲ひとつなく、下にはものすごくはっきりと地上が見えた。
千葉や東京の町並みがはっきり見え、上空から見ると千葉から東京はとても近く見えたのだった。
その後もずっと地上の様子がはっきり見えたまま、飛行機は進んだ。

 

そのうち、右側の真下に巨大な富士山が見えてきた。
機内アナウンスでも富士山が見えると放送があり、この頃にはシートベルト着用のサインも消えていたので、たくさんの人がドアの近くの窓に寄ってきて富士山を見ていた。
私たちは自分の席からよく見えたのでラッキーである。

 

その富士山の眺めはとても見事なものだった。
富士山のほぼ真上を飛行機は飛んでいるみたいで、見下ろすように富士山を眺められたのだった。
雪をかぶったきれいな富士山を、かなり間近に感じた。
そして地上からはまず見ることができない富士山の火口も真上からよく見ることができたのだ。

 

富士山を真上から

 

富士山を真上から

 

考えてみれば、上からの富士山の姿なんてそうそう見られるものではない。
大感激である。
みんな窓に張り付いて、珍しい富士山の姿に釘付けであった。

 

富士山は霊峰富士と言われるだけあり、見るだけでありがたいような特別な気持ちになるが、今回はさらに特別な富士山の姿をはっきり間近で見ることができたから、ありがたさはひとしおだった。
自分の運の良さに感謝し、今回も楽しい旅行になるに違いない、そう確信するのであった。

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