成田空港に向けて出発

成田空港に向けて出発

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6時過ぎに起きた息子は、起きたときはそれなりに元気で、機嫌もまあまあだった。
ウンチは出ていないが、体の調子が悪いわけではないので、心配であったがそのまま予定通りに出発し、成田空港に向かった。

 

外は思ったよりも寒くない。
前回と同じ時間のリムジンバスに乗り、同じ頃成田空港に到着。

 

正月の成田空港

 

今回も第2ターミナルである。
前回とまったく同じツアーの同じ便なので、とまどうこともなく手続きを済ませる。
ただ、前回の旅行の時息子は2歳以下だったので、色々優遇されたが、今回はもう2歳になってしまっているので、それらの優遇は受けられない。
それがちょっと寂しかった。

 

さて、手続きも終わり時間もあったので、息子に朝ごはんを食べさせようと思いおにぎりを買うが、やっぱりまったく食べない。
野菜ジュースだけはかろうじて飲んでくれた。
相当苦しいみたいである。
考えてみれば昨日くらいからまともにご飯を食べていない。
やはりこのまま台湾に行ってしまうのはいくらなんでもまずいのではないかと思い、空港内の薬局に行った。
台湾に行ってから、手も足も出ないのでは困るので、そこでせめてイチジク浣腸でも買っておこうと思ったのだ。

 

2階にある薬局に行くと、運良く薬剤師さんもいたので、一応息子の症状を話して相談してみた。
薬剤師さんはベテランそうな女性で、固くなったウンチが肛門まできているけど出ないのだと言うと、「ああ、それはもう浣腸じゃ駄目だと思います。
液が入らないと思いますよ。
お母さんが指でかき出してあげるしかないですね。
小児科にかかったって、看護師がどうせそうするのだから、お母さんがやったって同じですよ」と言う。

 

それを聞いて安心する私。
というのも、私は病棟で看護師をやっていたとき、しょっちゅう患者さんの摘便をやっていた(※摘便というのは、自分の力で便を出せない人の肛門に指を入れてかき出してあげること)。

 

普通の人はかなりひく行為かもしれないけど、私のようにしょっちゅうやっていた人は、意外にこの行為に抵抗心はない(と思う)。
しかも相手は愛する息子である。
できないわけがない。
ただ私の場合、働いていた病棟が成人(大人中心)の病棟だったので、こんな小さな子どもに摘便をやっていいのかわからず、今まで躊躇していたのだ。
直腸とかうっかり傷つけたりしないか怖かったのだ。

 

でもここで薬剤師さんにこの話を聞いて、いざとなったら安心して自分でやろうと決意し、このまま旅行を続けることにした。
解決策が見えてくると目の前が少し明るくなった思いがした。
それでも摘便は最後の手段ということで、一応ここでイチジク浣腸を1箱買っておいた。

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